この気持は?
子供を見守る親、いや、
孫を心待ちにするおばあちゃん
ではないのか。
おはようございます。
(kesasora)
塾のお隣は美容院。そのお店と塾の間に設置されているガスメーターの
配管のてっぺんに見事お椀型の巣を建設したツバメ夫婦。
異なる日にこの世に生み出された卵は、時を同じくして孵化させるために
打ち止め卵を機に抱卵を始めるという。そして、孵化までが15日くらい。
今は抱卵期であることは間違いないと思うのだけれど、孵化の合図は
ないのだろうか(誰にや(笑))。調べてみると、最初に孵化して割れた卵の殻
は大家さんにプレゼントされるという。なんか、その言い方、ステキですね。
最終的には、巣の中が汚れないよう、殻はどこかへ捨てに行くらしいですよ。
下に落ちたままにしていると、ここにヒナが居ますねん、と伝えているような
ものですから。
大家さん(一応、私のことね)としては、それを合図に「フン受け」を設置
したいんですけど、うまくいくかな。今からドキドキです。刺激は禁物、禁物。
小学4年生の塾生は学校で「ツバメの巣立ち」というようなお題でビデオ学習
したみたいで、どれくらい速いのだとか、冬にはどこへ旅立つのだとか
学習してきたことをいろいろと教えてくれます。今回、私も勉強しましたよ。
勉強嫌いの私にも必要に迫られることで「やる気」が湧き上がってきました。
そして、日々関わり合う事で、自然との兼ね合い、動物との共生について、
楽しい嬉しいことばかりじゃないこと、悲しいこと、つらいこともあるよ、と
身をもって知ることにもなるでしょう。
そして、とても無口な塾生が帰り際にツバメを仰ぎ見て、ポツリと放つひと言を
耳にするとき、これもまた、ツバメによる副産物で私にはとても楽しみな
ひと時なのです。
ありがとよ、ツバメ。
今日も一日、いい日でありますように。
夜遅く帰った時に、こっそり家の中に入って、
忍び足で近寄りつつカシャしました。
あん? まったく、起きる気配なし。
寄る年波には勝てぬ、とみた。