・・・ですね。
名前を知っている木も
その名前を知らぬ木も
北風に色づいた葉を乗せ
そこらじゅうに
舞い散らせています。
う、さぶっ。
おはようございます。
(kesasora)
「水をください。」
飲み水をコップに入れて差し出したら、一口飲んで、「冷たっ!」と
言い放つ小学3年生男子君。あ、冬がきたなと思った瞬間。「塾内の空気が
寒いから水も寒いんだよ。」「寒いとちゃう、冷たいって言うの!」
「なーるほど。」お主、ひとの話をちゃんときいとるな。
準備もなしに何気に交わす会話に本音、がある。といつか読んだ本に
書いてあった。特に子どもは、1対1で「さあ、心をひらいて何でも話して
みなさい」なんて言われて「それがですね、最近・・・」と話し始めるわけ
がない。よしんば、そんなふうに話を合わせられても本音、ではないだろう。
あ、とりあえず話を合わせるのがいいだろう、という本音か。
つい先日、ある小学3年生女子ちゃんが「赤ちゃんにもどりたい。」と
突然、言いだした。へ、何で? よくよく聞いてみると想像通り。
まだまだお母ちゃんに甘えたいみたいだ。で、数日後、中学生たちと
雑談していたら、その中の女子さんがこれまた突然、言い出した。
「ずっと、十代でいたい。」と。へ、何で? 聞いてみると
「何かしでかしても責任とらなくていいから。」って。ええっ!それは
ちゃうちゃう、ちゃうでー。と声に出しては言わなかったけれども、
一徳塾では、小学生でも中学生でも、おっさんでもおばはんでも、何か
しでかしたならば・・・原因を追及、陳謝、そして責任とってもらいまっせ。
とそこにいた中学生全員には言っといたよ。ですよね、塾長?
今日も一日、いい日でありますように。
まるくなった。
性格、ではなくて、寝姿。
ああ、冬がきたな、と思う瞬間。
「冬知らせ姿」とでもいおうか。
この冬の「初もの」だ。
さあ、心してかかれ。