・・・動じない心。
それを身につける準備こそが、
必要だ。
(伊坂幸太郎「フィッシュストーリー」)
それをすでに身に着けている塾生がいる。小学5年生だった男子君だ。
真冬でも半袖Tシャツだ。何度でも宿題を忘れてくる。塾の休日である
土曜日にやって来る。遅刻は当たり前のようだ。塾女さんがこめかみに
青筋立てて注意しても、何度だって遅れてくる。動じない心。まさに、
兼ね備えているではないか。いや、それも修正されつつある。もう、
6年生だからね。くーーーーっ、なにがなんでも、約束をないがしろに
することはダメなんだよと知ってもらいたい。がんばれ、私。
春休みの最後に、小学生だけに漢字コンテストなるものを催し、
(漢字テストをして、上位から最下位までをどーんと貼り出す、という
今時珍しいプライバシー超無視なイベント。)また、順位に応じて賞品を手に
入れられるというもの。(これまた、実力主義という薄れゆく現実社会を
絵にかいたようなとてもわかりやすいコンテストでもある。)そして、
塾生たちの笑顔もまた、本物であったということは言うまでもない。
何より、日々漢字と向き合っている塾生たちが上位をしめている、
という「そりゃそうだわな。」という結果であったので、いそいそと
宿題プリントを作る私としても声を大にして下位者たちに檄を飛ばせる
というものだ。心から、嬉しいよ。その宿題をすることの目的が、
たとえシール集めで、達成後に何かもらえるという餌であったとしても、ね。
今日も一日、いい日でありますように。
★つばめ通信★
昨晩は寒く、風も強かったので、夫婦仲良く巣の中で
眠るようです。例年のツバメ夫婦にはなかった行動です。
甘えん坊の夫さんなんでしょうかねぇ。
フン受けを取り付けました。もう4回もやっていると、
手慣れたもので、強風にもあおられない、何度でも雛を
巣立たすことのできる受け台となっております。
これで商売できんじゃね⤴
なわけないか。