けっこう毛だらけ、 猫灰だらけ、わたしの周りはガキだらけ。

大阪府八尾市にある学習塾「一徳塾」の塾長にこき使われている可哀想な塾女の独り言。

洗濯物は・・・

・・・部屋干しを。

お天気のキャスターが

最近よく口にする台詞。

 

今日はこんなにも晴天なのに!

 

と思いつつ大物だけ外干し。

 

菫(スミレ)か、否か。葉が細長い三角の鉾型のだけがスミレだと

勝手に思っており、葉が丸いっぽいのは「スミレもどき」と勝手に

呼んでいた。だから、これは「スミレだ。」と思い込んだままでいた

けれど、図書館でふと手にした植物図鑑で調べて見たら、な、な、

なんと、めちゃ種類多いやん。それぞれにナントカスミレだったことが

判明。ただの知ったかぶりに、モドキ呼ばわりされ迷惑な話だな。

さて、大物の洗濯物をベランダで干していたとき、向こうの道路から、

親子連れが自転車に乗って走って来た。そして、先を走る母親に向かって

小学三年生くらいの男の子が「もう三分の二くらい進んだ?」と聞いている。

すると、母親は間髪入れずに「あ~四分の三くらいかな~。」と返事した。

と、その男の子は「四分の三?え、四分の三って、どういうことーーっ。」

って叫びながら、母親の後ろを懸命について走り去ってしまった。

ほんの数十秒の親子劇場だ。私は思わず、笑ってしまった。「母さん、ナイス!」

少年よ。予期せぬ母の言葉に、分母が違うその言葉に、戸惑いながらも

一生懸命に自転車をこぐ姿がとてもいじらしい。そうとうの距離を

走ってきたんだろうね、残りはあと四分の一だって。その先に何が

待っているかは知る由もないが、こんな親子の会話を耳にしてほのぼの

気分になった次第である。家の中で、宿題のことで親子で揉めるより、

簡単な宿題を機械みたいにたくさんこなしたからといって何になるんだ。

親子の会話や自然とのふれあいの中で、学ぶことのほうが子供にとっては

身になるんじゃね?と思う。ああ、もうそれを宿題にしたいくらいだ。

一徳塾、では、親御さんの希望より本人の希望をきいてから宿題を出す。

だから、同じ学校でも、同じ学年でも宿題の内容は全く違う。

オーダーメードホームワークだ。なんじゃ、そりゃ、大層やな。宿題=約束、

でもあり、やると言ったからには忘れてくることなど言語道断。

約束破りの刑に処されるのだ。どんなものかは恐ろしくて口にできない。ただし、

懸命に考えたがわからなかった、もんどりかえっても答えがでなかった。

と主張し、しょぼい塾女さんを納得させればOK。

じゃあ、一緒にやろうじゃないか、となるわけだ。だから、

提供する方も提供される方も結構命がけだ。なんて、そんなわけないが。

これだけは言っておこう、一徳塾にはやっつけ仕事のような宿題は

皆無である。そこの中学生も、心して聞いとくべし!!

 

今日も一日、いい日でありますように。

 

★つばめ通信★

巣の中に入るのは、藁をしいたり、ならしたりする時だけ。

たとえ、大雨が降っても、巣の近くの屋根もないところで眠っている夫婦。

「雨の当たらない巣の中で眠ればいいのにね。」と塾長は言っている。

確か、去年もそう言っていた。

たぶん、そうはしない、ちゃんとした理由があるんだと思う。