けっこう毛だらけ、 猫灰だらけ、わたしの周りはガキだらけ。

大阪府八尾市にある学習塾「一徳塾」の塾長にこき使われている可哀想な塾女の独り言。

桜散るらむ・・・

今日は

光のどけき、じゃないけれど

静心なく、花の散るなむ。

 

この長雨で、花びらの絨毯も

台無し。

だけど、雨、好きです。

 

おはようございます。

桜と入れ替わるように咲き誇るのは花水木。

1912年、当時の東京市がワシントンに桜を寄贈したお返しに

送られたという歴史を持ち、今ではすっかり日本中に広まって私達の

目を楽しませてくれている。中心に集まっている黄緑色のつぶつぶが

花。秋になると真っ赤な実や紅葉で、これまた楽しませてくれる。

 

小学生ちゃん達、新学期はなんだか楽しそうだ。クラス替えにともなって

クラス替えや先生も変わる。小学生たちに、今度の先生はどんな先生?

と興味津々尋ねてみると、あの厳しい先生が小学1年生をもった、とか

二年前に担任だったときは一度も遊んでくれたことないのに、初めて

オニゴで遊んでくれたとか、今年先生になりたてのホヤホヤだから、

若くてかわいい先生だ、とか教えてくれる。結構ちゃんと見ていて、

感じ取っているなと感心する。

私も性格が良くて美人で文句のつけようもない出来過ぎた先生だ、とか

陰で言われているんじゃないか?ぜひ、日向で言ってほしいものだ。

その、ワクワク感は塾での学習意欲にも繋がっているようで、低学年の

子達もテキパキとした所作で勉強している。私は注意したり、諫めたり

することもなく唯一の楽しみだったのに。塾内には穏やかな時間が流れている。

こんなことではダメだ。怠慢な先生だと子供たちに言われてしまう。

だから、私はなりふり構わず燕のフン受けなるものを作っている次第だ。

一生懸命な私の後ろ姿を見て子供たちが何を学ぶのか楽しみだ。と、

にやにやしながら、ギコギコ、ジョキジョキやっていると、後ろから塾長に

「何しとんねん。」とこつかれた。子ども達が見ている。違う意味で。

子ども達は確かに学んだ。半面教師さ。そう、どんなときも大事なことは

「今、何をすべきか。」だ。

 

今日も一日、いい日でありますように。

 

 

★ツバメ通信★

授業をサボって作ったフン受け。

授業をサボって取り付けたフン受け。

有難迷惑そうなツバメの嫁。