けっこう毛だらけ、 猫灰だらけ、わたしの周りはガキだらけ。

大阪府八尾市にある学習塾「一徳塾」の塾長にこき使われている可哀想な塾女の独り言。

ちょい寒っ、な木曜日。

秋刀魚

は毎日食べても

あきません。

 

おはようございます。 

 

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(kesasora)

一徳塾では、小学生も中学生も「パソコンの入力のためのローマ字」を

学んでもらっています。これからの学校では、一人一台のパソコン、

ってのが当たり前になります。そう遠くない将来に。

だから、今ここでキーボードに慣れておくと、そのとき「楽ちん」でしょ。

そして、同時に小学生にはローマ字も学んでもらって・・・

違いのわかる男・・・(笑)になってもらいたい。

そう、「国語のローマ字」です。

 

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じゃ、「ローマ字」とは何じゃい?

英語と日本語の中間的なもの、日本語の発音記号のようなもの、

外国語の文章に日本の人名や地名をいれるときの書き方、パソコンで

キーボードから日本語を入力する方法、英語学習の準備 云々・・・

ではないんですって。(私もそう思てた(恥))

これは電話をモーニングコールに使うのと同じくらいローマ字の目的

からはずれています、って。(恥かしーーーっ💦)

 

ほな、ローマ字の目的とは何か?

戦後まもなく文部省が述べているローマ字教育の目的、ってのはこんな感じ。

・世界共通の文字を使うことで国際社会における相互理解が深まる。

・能率的な文字を使うことで日本の産業や文化が発展する。

・日本語にふさわしい文字を使うことで日本人の日本語能力が向上する。

つまりですよ、{日本人がローマ字で書く社会}が想定されていた

というわけです。(ええっ!ホンマにっ!) よって、ローマ字は

外国人の為にあるものではなく(それはよくある思い違い)、

「日本語を使って暮らしている人のためにある」ってこと。な~るほど。

 

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例えば、

 すみません su(m)imasen → すいません suimasen

⇒ m の抜け落ち。発音を楽にするため。

「春雨」の読み方は haruame ハルアメではなく、ハルサメharu(s)ame 

⇒ 母音が続くのをさけようとして s がはさみこまれたからだと考えられる。

また、共通語と東北地方のお国言葉の違いなどを説明するのにはローマ字

の方が優れています。

hata , hada (旗)  ito , ido (糸)  take , tage (竹)

hako , hago (箱)

等々、学校でローマ字を学ぶもっとも大きな理由はこれらです。

そう、「国語」として。言葉の理解は日本語教育の土台である所以です。

では、ローマ字で文章を書いてみましょ。

      彼は東京へ行きました。⇒ Kare wa To^kyo^ e ikimasita.

さあ、正しい、本物のローマ字を使いましょう!。

だって、国語、なんですもの。 

 

 

 

今日もいい一日でありますように。